わたしは今、本当の自分になることを自分から望んで目指しています。
“本当の自分”って何だろう?
過去に何度もそんな事を考えて、いつも答えが解らないままでした。
西洋占星術という学術を独学し始めて一年。私は占星学というものを通して、初めて自分自身を見つめて、社会について考えるようになりました。
占星術は1人の人を見る時に。その人が生まれた瞬間の天体図を使って、その人の資質やクセ等の傾向を見ます。使う天体は主要10天体。その中でも特に重要な主要個人天体を簡単に紹介すると
月=感情や情緒、インナーチャイルド。
水星=知性やコミュニケーション、言語等
金星=愛情、娯楽、芸術、女性性、好きや心地よさ等
太陽=目的意識、自己実現、自分自身等
火星=行動意欲、自己主張、男性性、性的欲求等
こんな感じで1人の人を宇宙に見立てて、各天体が12サインのどこにあってどの天体とエネルギーを影響与え合ってるのかとか、そういったことからその人の傾向を見ることができます。
これは私の出生図。生年月日、生まれた時間、生まれた土地。ASCと書かれている横線は私が生まれた瞬間の私が居た場所から見た地平線。◉が私が生まれた瞬間の太陽の位置です。
月以外の個人天体は太陽系といって、太陽を中心に回っている天体です。
実際に人が自分の中の天体を自分でコントロールするためには、一つ一つの天体を意識するのではなく、太陽を使わないと太陽を軸に回っている他の天体がコントロールを失ってバラバラの動きをします。それらが繋がりのない状態になると
水星が力を失くして、頭が回らない。コミュニケーションがうまくいかない。
金星が力を失くして、自分の価値が解らなくなる。他人と比べる。妬む。愛の欠乏感。
火星が力を失くして、自己主張ができない。やる気が起きない。火星は勝手に燃えているので、良い方向に使えないと暴力的なエネルギーになってしまう。
上記のような人、とても見覚えがありませんか?
太陽系をしっかり自分で動かすには、自分自身という太陽を生きないとうまくいかないんです。
他人軸は他人に自分の天体達のコントロールを委ねた状態。
自分の太陽の意識を無視した行動を取ることになるので「こんなはずじゃなかった!」と自分がコントロールを預けた相手に対して怒りをぶつけたりするのをよく見ます。他人に寄生しているので、自分が何かしたいことができた時には大体しがらんで身動きが取れなくなります。そして最後には自分が寄生していた相手のせいで自分は上手くいかなかった。なんて逆恨みが生まれることもあるあるだよね。親子なんかは特に。
太陽は自分軸。
自分軸を持つと他人に軸を預けなくても、自分の意志で健全に相手と合わせることができます。自分に軸をしっかり持つことで太陽系の能力を磨いたり活かしたりもできるので、自分を大切にした状態で人と接すること、愛することもできるようになります。
そしてそこに自分に対する嘘が無くなるので、無駄に苦しむことがなくなるよね。
みんな本当はちゃんと太陽っていう自分の意志を持ってるんです。それを無視して、嫌われるのが怖いから。おかしいと思われるといやだから。他人に何か言われるのが嫌だからって、周りの人に合わせて生きてるとコントロールを失った天体達がおかしな動きをして他人や自分を傷つけることになってしまう。
私もまだ自分軸にはなり切れていないんですけどね。
私は私でいい。自分を愛しきるためにしばらく人から離れようと思ってます。