理想を描くと、書いたことは叶っていきます。
私は去年の7月から、10年後のワクワクする未来を描くワークを毎月一度書いて、人に見てもらうということをやっているのですが、最近その理由や意味がしっかり理解できてきました。
理想を描くと叶っていく、それに近づいていくことができることを実感しています。
去年は半信半疑の中「書いただけで夢が叶うっていうなら、とりあえず書いときゃいいやーん」くらいな気持ちで、ワクワクする叶えたい夢を100個書き出したり10年後にどんな自分で居たいのかを、まるで今10年後にいるかのように想像、妄想してそれをノートに書き続けてきました。
最初のうちは、本当に自分がやりたいのかどうかとか気にしないでそうだったら面白いのになとか、楽したいなとかの理由から理想の未来を考えていて、そこに近づけるために「じゃあ今何をしていたらそこに近づけるのか」を半年や1ヶ月に落とし込んで理想に繋がるために必要な計画を立てていきました。
この目の前のことをコツコツとこなせば10年は今考えている理想の自分になれる!そう思うとワクワクして、理想ノートをつけていました。
理想を叶えていこうとすると、必ず壁にぶち当たります。理想を叶えていこうと思うときには、今の自分とかけ離れたことをチャレンジしないといけなかったり今の自分の実力に打ちのめされたり、変化しようとするのを押し留めようとする意識にものすごい勢いで気持ちをおとされます。
これは生存本能が、今の自分の状態を守ろうと働くからだとかなんとか。
去年の11月から2月くらいまで私もそれにハマり込んで、みんなに「理想描いたら叶うらしいよ!私が先にやってみせるよ!」と意気込んでたことを後悔してました(笑)
巻き込んだ友達に対しても、自分がダメダメすぎて申し訳ない気持ちになったりもしてました。
でもね、それは必要な落ち込みだったんだと今はハッキリと思ってます。
今の自分より1段階上にステップアップするには、どうやっても元の自分から変化する必要がある。その変化にはものすごい負のパワーが働くんだと思いました。
新しい自分に生まれ変わっていくには、過去の自分を否定して打ち破らないと生まれ変われないんです。その「過去の自分を否定する」ことは自分にとってものすごく過酷で辛い経験になります。
人は誰だって辛い思いなんて基本したくないと思います。だから逃げるし、できれば避けて通りたい。
だからこそ、そこに大きな未来の理想と通過点である小さなゴールを描くことが重要なんだと気づきました。
実はこの、新しい自分に生まれ変わっていくというのはその人一人一人にとって、自己実現。本来の自分の能力に目覚めて自分を取り戻していくこと、生きやすい自分を創り出して行くことに繋がってます。
理想に向かって行く途中に出会う壁ってのは、自分が自分らしく生きることを阻害しているそのものなんだと思います。そしてその壁を乗り越えるためには、理想自体が本当に自分がワクワクできて、叶ったら最高に自分が幸せだと思えるものが必要なんだと思います。
11月から2月のあいだにぶち当たった壁は、理想を描いていなかったら私は乗り越えられてなかったと感じてます。7月以降ものすごいチャレンジをたくさんしたんだけど、そのチャレンジをできたことも乗り越えられたのも、私は私を幸せにしたかったから。
チャレンジをしていくには、発達障害の人たちも抱えている「認知の歪み」との闘いが殆どでした。私を過去に苦しめてきた認知の歪みに一つ一つ向き合って、自分軸を手に入れてきた。
自己実現に向かうには、自分軸が必要なんです。そして、自分を愛することができるのも、この自分軸が重要。理想を描いてそれに向かっていくとき、他人軸がかなり大きな邪魔をしてくることになるので、自然と向き合わされるんだよね。
理想の自分に本当になりたいなら、そこから逃げずに向き合うことになる。
そして、自分で自分に責任を持てるようになって自分に自信がつくと「やろう!」と思ったことは叶えていけるっていう仕組みなのだ。
私は今、10年後の自分を想像すると再びワクワクするようになりました。まだこれからも壁はくると思うけど、乗り越えたら新しい自分に出会えるしその先には本当に夢を叶えてる自分がいることを知ってるから、「大丈夫」という自己信頼がある。
理想をえがくと夢はかなっていく。これを信じてきたことで、明かに去年とは全く違う自分が今ここにいる。これを教えてもらえたことに今ものすごく感謝してます。